気持ちよく転職するために
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この項では就職・転職にまつわるあれこれをご紹介いたします。 |
同業社へ転職する場合
制約条項の有無
企業秘密を防護する目的で「退職後○年間は同業他社に就職してはならない」といった拘束条項を“雇用契約書”や“社員規程”に明記している場合があります。転職先は、あなたの実力以外に、情報も欲しいと思っているはず。訴訟問題に発展したケースもありますので、注意しておきましょう。
現職場での振舞い
内定が出た段階で「ライバル会社へ転職する」ということは口外しないほうが良いでしょう。意外な邪魔が入ったり、その後の同僚との人間関係に支障を来す恐れがあります。もちろん、「情報漏れ」に関する周囲の心配も煽ることになります。
退職後に期間をおいての転職
・実務経験やスキルに相当自信があっても、辞めてからの転職活動は一般に不利と言われています。空白期間が長ければ長いほどマイナス・ポイント。技術や情報の革新が早いだけに、「浦島太郎」的な状態になることに、危機感を覚えない人物との印象も持たれてしまう可能性があります。ですが、「自分にあった会社を根気良く探す」というスタンスから、退職後にある一定の期間を設けることは珍しくはありません。リフレッシュして、気力が充実していることが分かれば、不利とも言えなくなります。
・退職後から転職後までの期間を、いかに有意義に過ごしているかが大事になります。 多いのが「旅行をしていた」というもの。これは採用側から見れば「休みボケ」していると思われがちです。理想的なのは、資格を取るために勉強をしていたり、語学習得のために短期留学をしていたというものなどですが、これには個人差があります。
異業種への転職
・全く経験の無い職種へ転職する場合、あくまでも仕事が「会社の利益を生む」ということを念頭から外してはいけません。異業種への転職だと、どうしても「自分の可能性を試したい」とか「将来の目標のため」という概念が付いてきます。ですが、面接の段階では、あなたがどういう方向性を持って仕事に臨むのかまでは分からないのですから、相手には関係が無いことです。会社はあなたに仕事や経験を提供するのが目的ではなく、あくまであなたという資本に出資しようとしていることを忘れてはいけません。
・資格の取得のために、退職後に専門学校やセミナーなどに通う場合があります。 国内でも技術者や専門職の資格の幅が広がっていることもあり、有資格者の需要は大きくなっているといっても良いでしょう。この場合、ある程度資格取得までの期間、また掛かる費用を事前に計算しておく必要があります。また、3ヶ月あれば取れる資格であるのに、半年や1年を費やしていた場合、転職先の面接官からその理由について突っ込まれることがあります。正当な理由があれば、説明できるようにしておきましょう。
転職の失敗事例
早まって辞めてしまう
普段から、会社の待遇に疑問を描いていたAさんは、入社5年を迎えた今年、転職を決意。早速、大手転職サイトに登録し、夜に帰宅してから目ぼしい会社にメールエントリーを始めますが、スケジュールが合わなかったり、希望条件とマッチしなかったりで、あまり良い結果が得られず。思い切って退職し、ゆっくり転職先を探すことにしますが、これが意外に苦戦することに。結局、給料の面で大きく譲歩してようやく決まったのが退職半年後。どこに問題があったのでしょうか?
→Aさんの場合、転職に関しての具体的な情報を集めないまま、見切り発車してしまったことが原因です。まずは、自分のスキルや経験が、いまの社会でどのように必要とされているのか、また一般的にどのくらいの給与ベースで評価されているのかを調査していなかったことも、転職を長引かせた要因のひとつです。大手転職サイトには、会社情報はたくさんありますが、自分を客観的に評価できる術が無いのです。次の手段を取らないうちに会社を退職してしまったのは、やはり焦りからでしょう。時間が無くて転職のノウハウも無い場合には、専門のコンサルタントなどに相談して気長に好条件の転職先を探すべきでしょう。
資格があるのに
会社を辞め、せっかくなら高収入を望み、ビジネス系の資格を半年掛りで取得したBさん。この資格があれば、だいたいの会社で引く手あまただろうと思って、余裕の転職活動をしようと思っていましたがいっこうに面接に呼ばれません。ようやく呼ばれた会社でも、良い返事は貰えず。有資格者であることをアピールし、実務の経験の無さをカバーしようとしましたが、叶わなかったようです。
→会社によっては、有資格者を優遇する条件で募集をしていますが、それで絶対的有利となるわけではありません。取得に対しての難易度が高ければ高いほど、転職には有利であると思いがちですが、全ての企業が有資格者を必要としている訳ではありません。あくまでも、資格が発揮されるのは転職した後の話。前職でのキャリアや経験、資格を取ろうと思った経緯など、全てが揃ってこそ、資格はキャリアの一環となるのです。面接の段階では、有資格者であるということに慢心せず、謙虚な気持ちで臨みましょう。また、せっかく取った資格をキャリアとしてどう活かしたら良いのか、転職専門の意見も求めましょう。

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